主婦の方はなぜ収入を103万までに抑えるの?103万円を超えても大丈夫?

2019.08.13 更新
この記事の目次
主婦の方がパートやアルバイトで「103万を超えないようにしなきゃ。」と言っているのを聞いたことはありませんか?この記事では「主婦の方がなぜ給与収入を103万円におさえるのか」について説明していきます。
なぜ1年間の給料を103万円におさえるの?

なぜ1年間の給料を103万円でおさえるかというと、配偶者控除はいぐうしゃこうじょの対象になるためです。
配偶者控除:妻または夫がいる方の税金を安くしてくれるもの。

配偶者控除の対象になるとどうなるの?

配偶者(たとえば旦那さん)がこの制度を利用すると旦那さんの税金が安くなるので、1年間の収入を103万におさえる主婦の方がいるというわけです。
103万円を少し超えても大丈夫!
※103万円を少し超えても税金の負担が急に重くならないための制度があります。
くわしくは、以下のページを参照。

では、配偶者控除を利用することで税金はどれくらい安くなるのか見てみましょう。

配偶者控除はいぐうしゃこうじょを利用するとどれくらい安くなる?

年収にもよりますが、配偶者控除を利用すると税金の負担は約5~7万円ほど軽くなる方が多いです。

この制度を利用しなかった場合にはその恩恵を受けられなくなってしまうということですね。

配偶者特別控除なら150万円まで?

※103万円を少し超えても税金の負担が急に重くならないための制度があります。
くわしくは、以下のページを参照。

では、実際に計算をしてどのくらい税金の負担が変わるのか見てみましょう。

計算してみよう。

所得税はいくらになる?
配偶者(たとえば旦那さん)の給与所得が250万円で、所得控除が100万円(38万円配偶者控除 + 38万円基礎控除 + 24万円社会保険料控除)のとき。

上記の条件のとき、所得は給与所得のみなので、総所得金額は250万円となります。
総所得金額とは:各所得の合計。

課税所得の計算
総所得金額がわかったので次に課税所得を計算します。上記の条件から所得控除は100万円なので課税所得は、

250万円総所得金額100万円所得控除 = 150万円課税所得
課税所得については、課税所得とは?ページを参照。
所得控除については、所得控除とは?ページを参照。

となります。

所得税の計算
課税所得がわかったので次に所得税を計算します。所得税は、

150万円課税所得 × 税率 = 所得税

となります。課税所得195万円以下は税率が5%なので、所得税は、

150万円課税所得 × 5% = 75,000円所得税
所得税の計算については、こちらを参照。

となります。

配偶者控除を適用しなければ?
配偶者控除38万円が利用できなければ、そのぶん課税所得が増えるので、

(150万円 + 38万円)課税所得 × 5% = 94,000円所得税
※ちなみに上記の条件の場合、住民税は33,000円増えることになります。

となり、控除を申請したときと比べて税金の負担が重くなってしまいます。

今回のコラムはここまでです。主婦の方が給与収入を103万円でおさえている理由なんとなくわかっていただけましたか?

主婦の方はなぜ収入を103万までに抑えるの?103万円を超えても大丈夫?

この記事の目次
主婦の方がパートやアルバイトで「103万を超えないようにしなきゃ。」と言っているのを聞いたことはありませんか?この記事では「主婦の方がなぜ給与収入を103万円におさえるのか」について説明していきます。
なぜ1年間の給料を103万円におさえるの?

なぜ1年間の給料を103万円でおさえるかというと、配偶者控除はいぐうしゃこうじょの対象になるためです。
配偶者控除:妻または夫がいる方の税金を安くしてくれるもの。

配偶者控除の対象になるとどうなるの?

配偶者(たとえば旦那さん)がこの制度を利用すると旦那さんの税金が安くなるので、1年間の収入を103万におさえる主婦の方がいるというわけです。
103万円を少し超えても大丈夫!
※103万円を少し超えても税金の負担が急に重くならないための制度があります。
くわしくは、以下のページを参照。

では、配偶者控除を利用することで税金はどれくらい安くなるのか見てみましょう。

配偶者控除はいぐうしゃこうじょを利用するとどれくらい安くなる?

年収にもよりますが、配偶者控除を利用すると税金の負担は約5~7万円ほど軽くなる方が多いです。

この制度を利用しなかった場合にはその恩恵を受けられなくなってしまうということですね。

配偶者特別控除なら150万円まで?

※103万円を少し超えても税金の負担が急に重くならないための制度があります。
くわしくは、以下のページを参照。

では、実際に計算をしてどのくらい税金の負担が変わるのか見てみましょう。

計算してみよう。

所得税はいくらになる?
配偶者(たとえば旦那さん)の給与所得が250万円で、所得控除が100万円(38万円配偶者控除 + 38万円基礎控除 + 24万円社会保険料控除)のとき。

上記の条件のとき、所得は給与所得のみなので、総所得金額は250万円となります。
総所得金額とは:各所得の合計。

課税所得の計算
総所得金額がわかったので次に課税所得を計算します。上記の条件から所得控除は100万円なので課税所得は、

250万円総所得金額100万円所得控除 = 150万円課税所得
課税所得については、課税所得とは?ページを参照。
所得控除については、所得控除とは?ページを参照。

となります。

所得税の計算
課税所得がわかったので次に所得税を計算します。所得税は、

150万円課税所得 × 税率 = 所得税

となります。課税所得195万円以下は税率が5%なので、所得税は、

150万円課税所得 × 5% = 75,000円所得税
所得税の計算については、こちらを参照。

となります。

配偶者控除を適用しなければ?
配偶者控除38万円が利用できなければ、そのぶん課税所得が増えるので、

(150万円 + 38万円)課税所得 × 5% = 94,000円所得税
※ちなみに上記の条件の場合、住民税は33,000円増えることになります。

となり、控除を申請したときと比べて税金の負担が重くなってしまいます。

今回のコラムはここまでです。主婦の方が給与収入を103万円でおさえている理由なんとなくわかっていただけましたか?