無職でも仮想通貨で儲かったら税金がかかる?確定申告は必要なの?

2020.03.20 更新
ビットコインで利益があったけど税金かかるの?という認識のひとは結構いると思います。今回の記事は無職の方が仮想通貨で利益を得た場合について説明していきます。
この記事の目次
無職でも仮想通貨で儲かったら税金がかかる?

ビットコインなどの仮想通貨で利益がでれば、たとえ無職だとしても税金がかかります。無職の場合、仮想通貨の税金の計算はわりと単純です。くわしくは次で見ていきましょう。

仮想通貨の税金はどう計算するの?

仮想通貨で稼いだお金は雑所得となります。たとえば、現在無職であり、仮想通貨による利益のほかに収入がない場合、雑所得は(仮想通貨で得た利益 – 必要経費)ということになります。
雑所得については雑所得とは?で説明しています。

仮想通貨に関する所得計算

仮想通貨で得た利益 - 必要経費 = 雑所得

※仮想通貨のほかに収入がない場合。
※雑所得については雑所得とは?で説明しています。

では、具体的な金額をあてはめて計算してみましょう。

収入が仮想通貨の利益のみの場合【具体的な金額をあてはめて計算】

現在無職のひとが仮想通貨で利益を得たとき、税金がいくらになるかシミュレーションしてみましょう。条件は以下のとおりです。


この条件で所得税はいくらになる?
たとえば、仮想通貨で得た利益が500万円でそれ以外に収入がない場合。

①まず雑所得の計算をする
上記の条件のとき、雑所得は、

500万円仮想通貨で得た利益0円必要経費 = 500万円雑所得
計算をわかりやすくするため、必要経費は0円としています。

となります。

雑所得以外に所得はないので、500万円が総所得金額となります。
総所得金額とは:各所得の合計。

②次に課税所得の計算
総所得金額がわかったので、次に課税所得を計算します。

所得控除を60万円とすると、課税所得は、

500万円総所得金額60万円所得控除 = 440万円課税所得
総所得金額とは:各所得の合計。
所得控除しょとくこうじょとは:税の負担を軽くするもの。
課税所得については、課税所得とは?を参照。

となります。

③次に所得税の計算
以上から、所得税は

440万円課税所得 × 税率 = 所得税

となります。課税所得695万円以下は税率が20%(控除額427,500円)なので、所得税は、

440万円課税所得 × 20% – 427,500円 = 452,500円所得税
所得税の税率については、こちらを参照。
所得税については、所得税とはを参照。

となります。

住民税はいくらになる?
さらに、ここに住民税が加算されるので、

課税所得 × 10%住民税率 + 均等割 = 約44万円住民税
住民税については、住民税とは?を参照。

となり、所得税と合わせると約90万円が税金として利益から引かれることになります。
※厳密には住民税は前年の所得について計算されるので、その年に得た所得については翌年の住民税に反映されます。

税金はどれくらい?仮想通貨の利益別シミュレーション

現在無職のひとが仮想通貨による利益(雑所得)があった場合に税金がどれくらいになるか収入別にシミュレーションしました。以下に表でまとめています。
雑所得については雑所得とは?で説明しています。

1年間で20万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身・無職とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※収入は雑所得のみとして計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は0円です。
所得税0円、住民税が0円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で196,920円です。
国民年金に加入している場合。全額免除または納付猶予をした場合は保険料は0円になります。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約52,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。保険料が減額された場合には約14,000円になります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約-50,000円です。
※金額はこちらのページでシミュレーションしました。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。

1年間で50万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身・無職とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※収入は雑所得のみとして計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は5,000円です。
所得税0円、住民税が5,000円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で196,920円です。
国民年金に加入している場合。全額免除または納付猶予をした場合は保険料は0円になります。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約68,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。保険料が減額された場合には2~5割減額されます。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約230,000円です。
※金額はこちらのページでシミュレーションしました。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。

1年間で100万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身・無職とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※収入は雑所得のみとして計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は約55,000円です。
所得税15,300円、住民税が約40,000円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で196,920円です。
国民年金に加入している場合。免除制度をした場合は保険料は軽減されます。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約120,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約630,000円です。
※金額はこちらのページでシミュレーションしました。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。

100万円以上の利益が出た場合の税金についてはこちらを参照。

確定申告の必要は?

上記で2つの計算例を示しましたが、どちらの場合でも仮想通貨で利益を得たときには確定申告をしなければなりません。確定申告をしないと脱税でペナルティを与えられる場合があるので気をつけてください。
確定申告については、確定申告とは?を参照。

仮想通貨の利益がある場合の確定申告について

今回のコラムはここまでです。無職の方が仮想通貨で利益を得た場合の税金についてわかっていただけましたか?

無職でも仮想通貨で儲かったら税金がかかる?確定申告は必要なの?

ビットコインで利益があったけど税金かかるの?という認識のひとは結構いると思います。今回の記事は無職の方が仮想通貨で利益を得た場合について説明していきます。
この記事の目次
無職でも仮想通貨で儲かったら税金がかかる?

ビットコインなどの仮想通貨で利益がでれば、たとえ無職だとしても税金がかかります。無職の場合、仮想通貨の税金の計算はわりと単純です。くわしくは次で見ていきましょう。

仮想通貨の税金はどう計算するの?

仮想通貨で稼いだお金は雑所得となります。たとえば、現在無職であり、仮想通貨による利益のほかに収入がない場合、雑所得は(仮想通貨で得た利益 – 必要経費)ということになります。
雑所得については雑所得とは?で説明しています。

仮想通貨に関する所得計算

仮想通貨で得た利益 - 必要経費 = 雑所得

※仮想通貨のほかに収入がない場合。
※雑所得については雑所得とは?で説明しています。

では、具体的な金額をあてはめて計算してみましょう。

収入が仮想通貨の利益のみの場合【具体的な金額をあてはめて計算】

現在無職のひとが仮想通貨で利益を得たとき、税金がいくらになるかシミュレーションしてみましょう。条件は以下のとおりです。


この条件で所得税はいくらになる?
たとえば、仮想通貨で得た利益が500万円でそれ以外に収入がない場合。

①まず雑所得の計算をする
上記の条件のとき、雑所得は、

500万円仮想通貨で得た利益0円必要経費 = 500万円雑所得
計算をわかりやすくするため、必要経費は0円としています。

となります。

雑所得以外に所得はないので、500万円が総所得金額となります。
総所得金額とは:各所得の合計。

②次に課税所得の計算
総所得金額がわかったので、次に課税所得を計算します。

所得控除を60万円とすると、課税所得は、

500万円総所得金額60万円所得控除 = 440万円課税所得
総所得金額とは:各所得の合計。
所得控除しょとくこうじょとは:税の負担を軽くするもの。
課税所得については、課税所得とは?を参照。

となります。

③次に所得税の計算
以上から、所得税は

440万円課税所得 × 税率 = 所得税

となります。課税所得695万円以下は税率が20%(控除額427,500円)なので、所得税は、

440万円課税所得 × 20% – 427,500円 = 452,500円所得税
所得税の税率については、こちらを参照。
所得税については、所得税とはを参照。

となります。

住民税はいくらになる?
さらに、ここに住民税が加算されるので、

課税所得 × 10%住民税率 + 均等割 = 約44万円住民税
住民税については、住民税とは?を参照。

となり、所得税と合わせると約90万円が税金として利益から引かれることになります。
※厳密には住民税は前年の所得について計算されるので、その年に得た所得については翌年の住民税に反映されます。

税金はどれくらい?仮想通貨の利益別シミュレーション

現在無職のひとが仮想通貨による利益(雑所得)があった場合に税金がどれくらいになるか収入別にシミュレーションしました。以下に表でまとめています。
雑所得については雑所得とは?で説明しています。

1年間で20万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身・無職とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※収入は雑所得のみとして計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は0円です。
所得税0円、住民税が0円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で196,920円です。
国民年金に加入している場合。全額免除または納付猶予をした場合は保険料は0円になります。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約52,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。保険料が減額された場合には約14,000円になります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約-50,000円です。
※金額はこちらのページでシミュレーションしました。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。

1年間で50万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身・無職とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※収入は雑所得のみとして計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は5,000円です。
所得税0円、住民税が5,000円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で196,920円です。
国民年金に加入している場合。全額免除または納付猶予をした場合は保険料は0円になります。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約68,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。保険料が減額された場合には2~5割減額されます。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約230,000円です。
※金額はこちらのページでシミュレーションしました。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。

1年間で100万円の収入を得たとき
※40歳未満・独身・無職とした場合。
※結果がわかりやすいように経費は0円としています。
※収入は雑所得のみとして計算しています。
 

あなたの税金は? あなたにかかる税金は約55,000円です。
所得税15,300円、住民税が約40,000円。
年金保険料は? あなたが支払う年金保険料は1年間で196,920円です。
国民年金に加入している場合。免除制度をした場合は保険料は軽減されます。
国民健康保険料は? あなたが支払う保険料は1年間で約120,000円です。
※世田谷区で計算した場合。国民健康保険料はお住まいの市区町村で保険料は変わります。
あなたの手取りは? あなたの手取りは約630,000円です。
※金額はこちらのページでシミュレーションしました。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。

100万円以上の利益が出た場合の税金についてはこちらを参照。

確定申告の必要は?

上記で2つの計算例を示しましたが、どちらの場合でも仮想通貨で利益を得たときには確定申告をしなければなりません。確定申告をしないと脱税でペナルティを与えられる場合があるので気をつけてください。
確定申告については、確定申告とは?を参照。

仮想通貨の利益がある場合の確定申告について

今回のコラムはここまでです。無職の方が仮想通貨で利益を得た場合の税金についてわかっていただけましたか?