更新日:2019年1月9日

目次
課税所得とは税金がかけられる所得のことです。
下図の
「総所得金額-所得控除」の金額を課税所得といいます。
総所得金額とは:各所得の合計(一部所得は除く)。
所得控除とは?:税の負担を軽くするもの。
【例】所得税が0円?課税所得の計算はどうやるの?
総所得金額が38万円のとき、課税所得は0円となります。
38万円 –
38万円 =
0円
所得控除38万円はすべての方に適用される基礎控除です。
総所得金額とは:各所得の合計(一部所得は除く)。
となります。
したがって、所得税は、
0円 × 税率 =
0円
所得税については、所得税とは?を参照。
となります。所得控除の金額がもっと多ければ総所得金額が増えても課税所得が0円となるので所得税は0円となります。
【例】給料をもらっている方の課税所得と所得税の計算
給与収入が200万円でそれ以外に収入がない場合。
給与所得は、
200万円 –
78万円 =
122万円
給与所得や給与所得控除については、給与所得とは?を参照。
となります。
給与所得のほかに所得がないので、これが総所得金額となります。
したがって、課税所得は、
122万円 - 所得控除 =
課税所得
総所得金額とは:各所得の合計(一部所得は除く)。
所得控除とは?:税の負担を軽くするもの。
となります。所得控除を50万円とすると、課税所得は、
122万円 -
50万円 =
72万円
総所得金額とは:各所得の合計(一部所得は除く)。
所得控除とは?:税の負担を軽くするもの。
となります。所得税をもとめる式は、
72万円 × 税率 =
所得税
所得税については、所得税とは?を参照。
となります。課税所得が195万円以下のときは税率が5%なので、所得税は、
72万円 × 5% =
36,000円
所得税率については、所得税の税率を参照。
となります。
住民税については住民税とはを参照。