バイトしすぎると親の税金がどうなるの?

2019.03.06 更新
バイトでたくさん稼いだ!でも税金とかよくわからない…

「遊びにいくためにたくさんバイトした!だけど税金とかよくわからない…」という方、結構いるんじゃないでしょうか。

たとえ高校生でもお金を稼げば関わってくる税金。知らず知らずのうちに関わってくるので、大人でも「よくわからない」という方もいると思います。

この記事ではアルバイトと税金の関係について簡単に説明していきます。

▶こんなページも見られています

バイトで稼いだら「親の税金が増える」とか言われた…

バイト先などで「年間103万円超えたら親御さんの税金が増えちゃうよ」とか言われたことないですか?

なぜそんなことを言われるのかというと、扶養控除ふようこうじょという制度が関係しているんです。

扶養控除ってなに?

扶養控除とは扶養する家族がいる場合に税金の負担を軽くしてくれる制度のことです。

扶養ふようとは文字通り「養うこと。生活の面倒を見ること。」を意味します。したがって、この制度はあなたの両親などのための制度なんです。

では、この制度があなたの収入とどう関係しているのかもう少しくわしく見ていきましょう。

どうすればいいの?

簡単に説明すると、あなたが年間のお給料を103万円以内におさめれば、あなたの親御さんなどは扶養控除を利用することができます。

103万円を超えるとどうなるの?

逆にあなたのお給料が年間103万円を超えてしまうと、親御さんなどは扶養控除を利用することができなくなります。

扶養控除を利用できなくなった場合、親御さんの年収にもよりますが親御さんの税金の負担は約5~7万円増える方が多いと思います。アルバイトで年間103万円以内におさめる方が多いのは、この「扶養控除」が理由のひとつなんです。
扶養控除についてはこちら

では、実際に計算をしてどのくらい税金の負担が変わるのか見てみましょう。

計算してみよう。

扶養控除で所得税はいくらになる?
たとえば、あなたの父親の年間収入が給与収入のみで380万円、所得控除が100万円(38万円扶養控除 + 38万円基礎控除 + 24万円社会保険料控除)の場合。

①まずは給与所得の計算
上記の条件のとき、給与所得は、

380万円給与収入130万円給与所得控除  =  250万円給与所得
給与所得控除については、給与所得とは?を参照。

となります。給与所得のほかに所得がないので、これが総所得金額となります。

②まず課税所得を計算
総所得金額は計算できたので(250万円)、次に課税所得を計算します。課税所得は、

250万円総所得金額 - 所得控除 = 課税所得
総所得金額とは:各種所得の合計(一部所得は除く)。
課税所得については、課税所得とは?を参照。

となります。

最初に決めた条件から、所得控除は100万円(38万円扶養控除 + 38万円基礎控除 + 24万円社会保険料控除)なので、課税所得は、

250万円総所得金額100万円所得控除 = 150万円課税所得
課税所得については、課税所得とは?を参照。

となります。

②所得税を計算
課税所得がわかったので次に所得税を計算します。所得税は、

150万円課税所得 × 税率 = 所得税

となります。課税所得195万円以下は税率が5%なので、所得税は、

150万円課税所得 × 5% = 75,000円所得税
税率については、所得税率とは?を参照。
所得税の計算については、こちらを参照。

となります。

扶養控除を適用しないとどうなる?
扶養控除38万円が利用できなければ、そのぶん課税所得が増えるので、

(150万円 + 38万円)課税所得 × 5% = 94,000円所得税
この場合、住民税は約3万円多くなります。

となり、扶養控除を適用した場合と比べて税金の負担が重くなってしまいます。

これからアルバイトを始めようとしている方は覚えておきましょう。

今回のコラムはここまでです。アルバイトと税金の関係についてなんとなくわかっていただけましたか?

▶こんなページも見られています

【役に立つページ】
くわしい扶養控除については、扶養控除ページを参照。
所得については、所得ってなに?収入と違うの?を参照。
所得控除については、所得控除とは?を参照。
アルバイトで給料を103万までにおさえる理由については、こちらを参照。

バイトしすぎると親の税金がどうなるの?

バイトでたくさん稼いだ!でも税金とかよくわからない…

「遊びにいくためにたくさんバイトした!だけど税金とかよくわからない…」という方、結構いるんじゃないでしょうか。

たとえ高校生でもお金を稼げば関わってくる税金。知らず知らずのうちに関わってくるので、大人でも「よくわからない」という方もいると思います。

この記事ではアルバイトと税金の関係について簡単に説明していきます。

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バイト先などで「年間103万円超えたら親御さんの税金が増えちゃうよ」とか言われたことないですか?

なぜそんなことを言われるのかというと、扶養控除ふようこうじょという制度が関係しているんです。

扶養控除ってなに?

扶養控除とは扶養する家族がいる場合に税金の負担を軽くしてくれる制度のことです。

扶養ふようとは文字通り「養うこと。生活の面倒を見ること。」を意味します。したがって、この制度はあなたの両親などのための制度なんです。

では、この制度があなたの収入とどう関係しているのかもう少しくわしく見ていきましょう。

どうすればいいの?

簡単に説明すると、あなたが年間のお給料を103万円以内におさめれば、あなたの親御さんなどは扶養控除を利用することができます。

103万円を超えるとどうなるの?

逆にあなたのお給料が年間103万円を超えてしまうと、親御さんなどは扶養控除を利用することができなくなります。

扶養控除を利用できなくなった場合、親御さんの年収にもよりますが親御さんの税金の負担は約5~7万円増える方が多いと思います。アルバイトで年間103万円以内におさめる方が多いのは、この「扶養控除」が理由のひとつなんです。
扶養控除についてはこちら

では、実際に計算をしてどのくらい税金の負担が変わるのか見てみましょう。

計算してみよう。

扶養控除で所得税はいくらになる?
たとえば、あなたの父親の年間収入が給与収入のみで380万円、所得控除が100万円(38万円扶養控除 + 38万円基礎控除 + 24万円社会保険料控除)の場合。

①まずは給与所得の計算
上記の条件のとき、給与所得は、

380万円給与収入130万円給与所得控除  =  250万円給与所得
給与所得控除については、給与所得とは?を参照。

となります。給与所得のほかに所得がないので、これが総所得金額となります。

②まず課税所得を計算
総所得金額は計算できたので(250万円)、次に課税所得を計算します。課税所得は、

250万円総所得金額 - 所得控除 = 課税所得
総所得金額とは:各種所得の合計(一部所得は除く)。
課税所得については、課税所得とは?を参照。

となります。

最初に決めた条件から、所得控除は100万円(38万円扶養控除 + 38万円基礎控除 + 24万円社会保険料控除)なので、課税所得は、

250万円総所得金額100万円所得控除 = 150万円課税所得
課税所得については、課税所得とは?を参照。

となります。

②所得税を計算
課税所得がわかったので次に所得税を計算します。所得税は、

150万円課税所得 × 税率 = 所得税

となります。課税所得195万円以下は税率が5%なので、所得税は、

150万円課税所得 × 5% = 75,000円所得税
税率については、所得税率とは?を参照。
所得税の計算については、こちらを参照。

となります。

扶養控除を適用しないとどうなる?
扶養控除38万円が利用できなければ、そのぶん課税所得が増えるので、

(150万円 + 38万円)課税所得 × 5% = 94,000円所得税
この場合、住民税は約3万円多くなります。

となり、扶養控除を適用した場合と比べて税金の負担が重くなってしまいます。

これからアルバイトを始めようとしている方は覚えておきましょう。

今回のコラムはここまでです。アルバイトと税金の関係についてなんとなくわかっていただけましたか?

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【役に立つページ】
くわしい扶養控除については、扶養控除ページを参照。
所得については、所得ってなに?収入と違うの?を参照。
所得控除については、所得控除とは?を参照。
アルバイトで給料を103万までにおさえる理由については、こちらを参照。